2010年6月20日日曜日

子供料金をごまかす

子供料金をごまかすことは 多くの親がやっているのでは(私のしっているかぎりでは)。そして、まともに子供料金を払うと なんだか損をする感覚になってしまうのではないだろうか。ある親が得意になって「家の子は小学生に見えないから、子供料金を払わないですむ・・・」と 賢くお金を節約した話がでると、なんだか正直に子供料金を払っているのが かっこ悪くなる。
さて、クリスチャンが子供料金を正直に払っていなかったらどうするか?ということが問題になっていく。
1)制限速度を守らないことと同じように皆がやっていることだし、法律を破るとかの深刻な問題ではない。規則を守るとか 守らないとか でクリスチャンは救われるわけではない。家計も苦しいし牧師でもないので問題ではない。それに、もし牧師がやっていても、その気持ちが良く分かるので特に問題ない。節約したお金で困っている人を助けたほうがよほど良いことだ。
2)キリスト教徒はどんな時でも正しい事をしなくてはならない。子供料金をごまかすのは明らかに間違っているので、どんな状況でもきちんと子供料金を払うべきだ。それなので悔い改めなければならない。
3)特に隣人に迷惑が掛かることは無いし、何か特別な理由があるかもしれないので勝手に他のキリスト教徒を裁いてはいけない。それなので各自の意志を尊重するべき。

一番の問題は、1をサポートするクリスチャンと2をサポートするクリスチャンが話し合うことだ。子供料金を払うか払わないかで気まずい関係が出来るのは理想ではない。子供料金を払わないことで罪悪感がないクリスチャンに、無理やり払わせても、反対に、自己の意思に反して払わされるので 怒りを覚えるのかも知れない。こんな事を考えると牧師でなくて良かったなどと感じてしまう。料金をごまかして そのことを傲慢しているクリスチャンが教会にいると判明したら その教会は聖書のどの箇所を使い どのような態度をとればよいか?
こういったことは 問題が直面するまであまり深く考えない というのが無難では。