2010年6月8日火曜日

教会

「教会ってどうやって選ぶの?」と軽い感じで聞かれたら
「通いやすい場所にあって、優しく親切な話の合う人達がいる教会に行けば」「知り合いが教会に通っているのならその人と行けば」など答えるだろう。(れぞれの宗派に誇りを持っている人の中には この回答に遺憾を覚えるのでは と考えたりもするが・・・)
そういえば神学校に通っていた時、初めのコースの時間に自己紹介があった。その時に、各自が行っている所属の教会を言わなければならなかった。
「給料もらえるなら、何処の教会でもいきます・・・」と ある生徒が自己紹介のときにコメントした。クラスは一瞬あっけにとられたが、よく考えてみると「宗派は重要ではない」というコメントで「なるほどな」と納得してしまう。

聖職者になろうと考えていると所属する教会の考え方に同意しなくてはならないので、何処の教会に属するか が重要になってくると思うが、牧師になろうと考える人は、既にキリスト教徒になっている。「とりあえず、教会に行ってみようかな」と考えている人には、私は人間関係を重視して、尊敬する牧師や話の合う人達がいる教会を選んだほうがよいと勧める。「キリスト教徒になるのが先か、宗派を決めてからキリスト教徒になるのか」 と選択を問われたら、キリスト教徒になるのが先ということだ。