2010年6月5日土曜日

キリスト教徒になる前

キリスト教徒になる前に
「あなたは 神を信じますか?」と聞かれたら
「もちろんです」と答えただろう。
「あなたの信じている神はどんな神ですか?」と突っ込まれたら
「神とは天国にいて善悪を裁き。 善人は神のいる天国に行き、悪人は地獄にいく。きっとドラゴンボールに搭乗してくる神のような感じじゃないですか。」と小学生低学年が答えるような解答をしただろう。 おそらく他にもこんな感じで考えている人は多いのではないだろうか。 宗教とはとくに関係なく、日ごろの行いが良い人は天国に行けて 悪人は地獄にいけ、一般的社会常識が善・悪の判断をして総合的に善行が多ければ天国にいけると考えている人が少なくないだろう。そして、良い事を多くした人は天国で神様に褒美がもらえるなんて考えているのではないだろうか。更に日ごろ悪いことをしている人にはそのうち撥があたるなどと考えているのでは。

正月は神社に初詣に行き、お盆に先祖の墓まえり、結婚式はチャペルで、葬式は仏教でなど つかみ様がない宗教パターンをたどるのも日本の習慣の特徴。 更に星占い、手相占いなど運命・幸運をつかさどる事には興味がある人が多いだろう。
特にキリスト教を嫌っていたわけではないし 宗教に信仰心を抱くわけでもないが、運命・幸運などに関わることには耳を傾けていたのが 私がキリスト教徒になる前の姿だったと言える。
結論としては、わざわざ教会に足を運ばないでも身近な所で必要なことを補われる と言うことだ。
ちなみに、カナダ人と比べると日本人のほうが 神・運命・迷信などを信じている人が多いと感じる。それなので日本人のほうがキリスト教徒になる可能性は高いのでは。

どの様にして、このつかみ所が無い宗教バターンをたどっている人達にキリスト教の素晴らしさを伝えるのか? どの様にキリスト教に興味を持たせるのか?といったことがキーポイントなのでは。(無神論者よりもこういった人のほうがクリスチャンになる可能性が高いのでは。)